学童期のメンタルの相談(小児精神医学)を受けることが少なくありません。不登校、いじめ、発達障害など、親御さんたちも、
子育てに苦慮されることがあります。
そこで今回ご紹介するのが、
後藤広喜『「少年ジャンプ」黄金のキセキ』(集英社)です。
本書では、小学校2年生~中学3年生ぐらいを対象に、
学童心理を読むことの大切さが述べられています。
たとえば、
・「少年ジャンプ」の編集方針として世に良く知られることになった
「友情」「努力」「勝利」の三本柱が生まれた。
・何かを成し遂げるときには、ひとりよりも
友だちとの「友情」が心の支えになり、励ましとなる。また
不断の「努力」なくして難しい。敵とぶつかり戦わざるを得ない時は、
必ず「勝つ」という決意を持つ。これが「少年ジャンプ」の大多数の読者が抱く心の有り様なのである。
・「キミの悩みは何ですか?」という設問とその回答である。第一位=
将来の進路、第二位=
成績、第三位=
おこづかい、第四位=
体力・運動能力・・・。この四つがあまり差がなく上位にあり、第五位=異性のこと(恋愛)を大きく引き離している。
などなど、
学童心理を理解するヒントが満載です。「敵を知らば、百戦あやしからず」(『孫子』)と言われますが、問題解決には、まず相手の心理を知ることです。
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