中国の覇権主義に待った!『チャイニーズジャパン』

2022/01/12

新年、明けましておめでとうございます。年初には、奈良の春日大社に参拝し、皆さまのご健康とご発展を祈念してまいりました(下写真)。ちなみに、おみくじは「吉」でした。

 

さて、時期「北京オリンピック」になりますが、中国共産党政府は、香港の民主運動の抑圧、ウイグル虐殺、チベット虐殺など、数多くの人権弾圧を断行しています。本来オリンピックは「平和の祭典」であるはずです。アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなど外交ボイコットを表明していますが、日本も、中国の横暴政治に対してはっきり「ノー」を突きつけるべきです!

 

今回ご紹介するのは、佐々木類『チャイニーズジャパン』(ハート出版)です。

 

本書では、「中国がいかに巧みに日本を侵略していっている」かがよく分かります。香港、ウイグル、チベット、内モンゴル、台湾問題などは、決して他山の石ではありません。

 

目に鱗だったのが、先の自民党総裁選挙に出馬した河野太郎さんが、実は中国からマネートラップされているかもしれないということです(pp.146-155)。河野氏の実弟(河野二郎)が経営している会社(日本端子株式会社)が、中国とズブズブの関係にあるそうです。

 

先の自民党幹事長の二階俊博さんが自他とも認める親中派だったことは、世界の人権外交に逆行していましたが、親中派「河野ファミリー」も無視できなくなりました。こういった政治家たちが日本政界の中枢にいたのでは、日本が中国を強く批判できなくなるでしょう。

 


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