現代医学では、臨死体験など霊的存在の証明が進められていて、本ブログでも何度かご紹介してきました(たとえば→こちら)。医学以外でも、さまざまな分野で報告されています。
そこで今回紹介するのが警察の分野で、元刑事課長で、自分の霊感を駆使して犯人を追っていた事例(阿部一男『霊感刑事の告白』幻冬舎)です。
以前、テレ朝で、「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」という小栗旬主演のTVドラマシリーズがありましたが、本書はまさにその現実版になります。
本書からその一部を紹介します。
・その気仙沼での生活が二ヶ月ほど過ぎた年末、私はさまざまな「声」を聞くようになったのです。始まりは警察官舎内の自室で起きた怪現象でした。次第にそこにいない人からの声が聞こえるようになり、挙げ句、自分の心の声までもが耳元で明確に聞こえはじめました。
・御仏を名乗る存在からの情報によると、霊界はエネルギーの集う次元です。そうであるなら、人間界での評価ー地位・名誉、資産、身体能力、美貌といった、私たちの世界での評価は一切通用しないことになります。肉体が死ぬと同時にそれらも消え失せるからです。
などなど著者の体験が語られています。精神医学からいえば、こういった症状は「統合失調症」という診断になりますが、著者の直感は、犯罪解決の有力な情報源になったといいます。単なる妄想ではないので病気にはなりません。