ウイグル弾圧にNO!! 『脱原発は中共の罠』

2021/03/24

本日の主要各紙で、「欧米が、共産党中国のウイグル弾圧に対して経済制裁を発動する」ことが報道されています。一方、「政治」より「経済」を優先させる日本政府は、中国を批判できないでいます。情けないことです!

 

ウイグル問題が、”対岸の火事”ではないことを明らかにしたのが、高田純『脱原発は中共の罠』(ハート出版)です。

 

「核放射線防護」の専門家である著者は、世界の各被災地を調査し、特に中国の核兵器開発実験のために、ウイグルの人々が甚大な放射線被害に遭ってきたことを明らかにしています。

 

たとえば、

 

・中国共産党は、ウイグル人の居住区であり、シルクロードの要所である東トルキスタンで、居住区としては世界最大のメガトン級の核爆発を実験と称して強行した。総核爆発は46回、22メガトンに及ぶ。爆発エネルギーで比較すると、広島の1375倍にもなる。

 

・楼蘭(ろうらん)遺跡の近くで行われた3発のメガトン核爆発に対する核放射線影響の計算の結果、核の砂による急性死亡は19万人となった。すなわち、核の砂が降って、住民が全員死亡した村が数多くあったということになる。・・・(中略)・・・その他、死ななかったものの急性症を起こして、白血病などを誘発する甚大な健康被害を受けた人たちは129万人となった。

 

などなど、共産党中国が、いかに人権を無視した政治を行ってきたかが分かります。興味がある方は、BBC放送のドキュメンタリー番組「死のシルクロード」を一見してください(YouTubeでも観れます)。

 


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