グレタ・フィーバーは危険 『「地球温暖化」の不都合な真実』

2019/10/09

スウェーデンの16歳の少女、グレタ・トゥーンベリさんがノーベル平和賞の候補とされています。彼女の主張は、「大人は科学の声を聞くべき」「科学は二酸化炭素の排出が地球温暖化の原因であると証明している」「二酸化炭素を排出しているのは先進国なのだから、責任を持って対処しなければならない」の3点に要約されます。

 

9月26日のNHK番組「クローズアップ現代+」でも、グレタさんに同調する内容で放映されていました。マスコミも、グレタ・フィーバーをあおっているわけです。

 

グレタさんも、マスコミも、もっと勉強しなければなりません。結論は、最新科学の声では「二酸化炭素の排出が地球温暖化の原因ではない」です。そこで、本件で最も信頼できる良書を紹介します。マーク・モラノ『「地球温暖化」の不都合な真実』(日本評論社)です。

 

本書では、これまでの地球温暖化に関する科学的データを分かりやすく解説しながら、二酸化炭素の排出が地球温暖化の原因ではないと断定しています。

 

たとえば、

 

・気温を変える要因は、CO2濃度などより、太陽活動とか、海洋や大気の複雑な周期変動の方がはるかに強い。ハバーとシュミットが書いた。「CO2が増えたから異常気象が増えた・・・などという話に証拠は何ひとつない」。

 CO2が今の5倍も濃い太古の地球で、気象は今とほぼ同じだった。4億6000万年前から1500万年間の気候を再構成してみた地球科学者が、「当時の気候帯は現在によく似ていた」と結論している。

 

といったぐあいです。偏った科学情報を盲信しているグレタさんより、自由と民主主義のために中国北京政府と戦っている香港の若者たち(アグネス・チョウさんなど)がノーベル平和賞候補になるべきです。

 

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