自己肯定感 「女の子の育て方」

2011/02/03



「子育て相談」をよく受けます。
子育てには、“無条件の愛”が必要です。
子供の学業成績が良いと、親は子供を過剰に褒め、成績が悪いと、ついつい子供を全否定してしまいます。
これでは“条件つきの愛”です。
「子供の存在自体を愛しながら、しつける」ことが大事です。

今回ご紹介する良書は、諸富 祥彦「女の子の育て方~「愛され力」+「自立力」=「幸福力」。0~15歳児の親が必ずしておくべきこと」WAVE出版です。
本書では、女の子の子育てを3期に分けてアドバイスしています。

「他人より自分」でマイペースで突き進む男の子とちがって、女の子の基本は「自分より他人」、周りの友達との人間関係に敏感で、親が心得ておくべき男女差だそうです。

(1)ラブラブ期(0~6才):
 「自身=自己肯定感」を育てるため、母親から無条件の愛を注ぐ。
(2)しつけ期(6~10/12才):
 「世の中のルール」、「やるべきこと」、「やってはいけないこと」を親の口からしっかり教える。
(3)見守り期(10/12~18歳):
 口を出さずに見守ること。

親が自分自身を愛してないと、子供を愛することはできません。
親が「自己肯定感」を持ち、「自信」を持つことが、健全な子育ての秘訣です。
 
 

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