愛と精神性(霊性) エンリケ・バリオス「アミ 小さな宇宙人」

2011/04/07

HSC集団心理療法 では、5回で構成されていますが、第2セッションが「愛」について取り上げています。
愛についての考え方の違いで、人生の「幸・不幸」が分かれます。
愛には、「異性愛」や「親子愛」だけでなく、教え導く「厳しい愛」や、逆に人の罪を水に流す「許す愛」などがあって、深みがあります。
今回ご紹介する良書は、エンリケ・バリオス「アミ 小さな宇宙人」(徳間文庫) です。
25年前にチリで出版され、世界中でベストセラーになり、11ヶ国語に翻訳された感動物語です。

少年ペドゥリートが、宇宙人アミに出会い、UFOに乗せられて、「愛」について学んでいく設定となっています。
各惑星の「進化度」は、センソ・メトロという計器で測られ、“愛の質”で決まります。
進化度が、「科学技術」でないところが面白いです。

また、「われわれにとって、科学と精神性(霊性)はおなじことなんだ。やがて地球でも科学が愛を発見したときには、おなじようになるよ」という宇宙人の発言は、刮目に値します。

ポジティブ心理学でも、スピリチュアリティ(霊性)に理解があり治療に取り入れています。
HSC集団療法では、第1セッションで「スピリチュアリティ」を取り上げます。
 

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