- 中国では、「貴人と出会いましたか？」という挨拶があるそうですが、まさに人生の手本となるような“貴人”との出会いは、人生を好転させます。
参考になる良書が、神原一光「ピアニスト辻井伸行 奇跡の音色 ～恩師・川上昌裕との12年間の物語～」アスコム です。
盲目の辻井さんが、川上先生と出会うことで、ピアニストとしての天性を発揮していくという実話です。
川上先生は、譜面が見えない辻井君のために２００本以上の「譜読みテープ」を作成し、世界各地で開かれたコンクールにも同行し、熱血指導したそうです。
辻井君もその熱血指導によく応え、天才ピアニストと呼ばれるまで成長していきます。
本書を読んで、確かに「天性」というものがあるかもしれないが、「貴人との出会い」と「努力」が天性を開花させるには必要だと感じます。
「努力に勝る天才なし」といわれますが、「盲目」というハンディを乗り越えるためにすさまじい努力をしています。
私たちも参考にできるのではないでしょうか？
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