道は開ける 「外資系トップの仕事力」

2011/05/19

当院ではビジネス相談にも乗っています。
その際感じるのは、「皆さん自己流でご苦労されている」ということです。

現代のような情報化社会では、適切な情報を知っている者とそうでない者とでは成長に雲泥の差が出ます。あまり自己流にならずに、その道の達人から知恵を学び、「転ばぬ先の杖」にしたいものです。

今回ご紹介する良書は、ISSコンサルティング「外資系トップの仕事力」ダイヤモンド社 です。

本書では、日本コカ・コーラ、日本オラクル、ヤンセン・ファーマ、エアバス・ジャパン、マッキンゼー・アンド・カンパニー、日本ゼネラル・エリクトリックなど日本の名だたる外資系会社の日本人トップの教訓が述べられています。

たとえば、

魚谷氏(日本コカ・コーラ会長):情熱を持って必死で取り組めば、自然に道は開けてくるものなんです。仕事って、いつもうまくいくわけじゃないんです。

柴田氏(マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング社長):チャンスと思えないような小さな仕事や、その時は損と思えるような役目こそ、真剣に取り組んでいるうちに新たな道につながったりする。チャンスって、そういうものなんです。

平野氏(マッキンゼーアンド・カンパニー・インク・ジャパン ディレクター):当事者意識を持たなければ、絶対にいい仕事は出来ません。一流の仕事をするためには、ある程度、自分を追い込まないと。これはどんな職業でも同じでしょう。

藤井氏(ルイ・ヴィトン・ジャパン会長):運命は自ら選ばない。与えられた運命の中でベストを尽くす。そういう意識を持つことです。人の役に立てているかどうか。それにはっきりと応えられないのなら、企業も個人も、やがて淘汰されていくんです。

思考は現実化します!どのようなメンタリティを持つかで、人生が変わってきます。これは「ビジネス」にも当てはまる考え方です。
 

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