ハッピーを科学する 「ポジティブ・サイコロジー」

2011/06/30

当院が理論基盤としているポジティブ心理学は、「ハッピーを科学する」学問です。当院の名前の由来でもあります。

これまでもポジティブ心理学の良書を何冊かご紹介してまいりましたが、最近また1冊出版されました。クリストファー・ピーターソン「ポジティブ・サイコロジー」春秋社 です。

本書では、幸福に関する先行研究の知見が紹介されています。ビックリする内容が盛りだくさんです。

たとえば、

・5万ドル以上の宝くじに当選しても、幸福感は長く続かない。

・若い時に楽観的であればあるほど、寿命が長い。

・幸福感と関連しているファクターは、「年齢、性別、学歴、社会的地位、収入、子供の有無、、身体的魅力」ではなく、「感謝、楽観性、自尊心、友人の数、結婚の有無、宗教性誠実さ、身体的健康」でした。

これらは、当院のHSC集団心理療法 でも触れていますが、私たちの“常識が覆される内容”です。ご一読ください。

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