急がず、休まず　「逆境を越えてゆく者へ」

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院長ブログ
急がず、休まず　「逆境を越えてゆく者へ」

急がず、休まず　「逆境を越えてゆく者へ」

2011/08/12

昨日まで４日間、夏休みを取らせて頂きました。英気充填、“元気印”で引き続き皆様のご相談に乗ってまいりたいと思います。

私の故郷は、「岩手県」ですが、同郷の英雄、新渡戸稲造を今回はご紹介させていただきます。

新渡戸稲造「逆境を越えてゆく者へ」実業之日本社はイチオシです。

本書では、新渡戸稲造の名著「修養」と「自警」を精選し、現代人にも分かりやすいようにまとめています。

たとえば、

「僕は、天はもともと人に祝福を与えるものだと信じている。どんな災害にあい、どんな逆境に陥っても、最後は必ず極楽浄土にいたると確信している。、、、、、、、　事にあたるとき、自分の狭い経験だけから判断しないで公平に大きく広く世間を見渡し、達観するという態度を持ちたい。」

「習慣は天性をつくると言われるように、毎日幾度となく志に注意を向ければそれが習い性となり、それがすなわち志を継続させることになる。」

などどあります。

また、新渡戸稲造は、ゲーテの言葉「急がず、休まず（Not haste. Not rest.）」を座右の銘にしていました。

うつ病や不安障害になられる方は、「完璧主義」で焦ってしまうタイプが多いので、このゲーテの言葉はとても教訓になります。