強みを作る 「20代から身につけたい ドラッカーの思考法」

2011/09/08

就活ストレス、入社ストレスなど、就活から入社3年目までうつ病になるリスクが高くなります。

うつ病にならないためにも、“適切な思考法”を身につけ、ストレスを効率的に処理していきたいものです。

今回ご紹介する良書は、藤屋伸二「20代から身につけたい ドラッカーの思考法」中経出版 です。

本書では、ドラッカー思想を引用して、若者に必要な考え方を紹介しています。

たとえば、15章 「弱みの克服」だけでは生き残れない では、

「今日のように多様化した組織社会では、すべてが平均的というより、何かひとつでも飛びぬけた強み(お客様にとっての魅力)を持つことが重要」というドラッカーの言葉を引いて、強みを作ることの大切さを説いています。

また、16章 プラス思考からチャンスを作ろう では、

プラス思考から生まれるものはチャンス。マイナス思考から生まれるものはリスクマネジメントです。と述べていて、具体的にどうやってプラス思考からチャンスを生んでいくかを解説しています。

当院が理論基盤としているポジティブ心理学は、ドラッカー思想からも強い影響を受けていて、共通する点が少なくありません。私も、ドラッカーの著書は全冊繰り返し読んでいます。
 

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