女性の発達障害 「アスパーガール」

2011/09/15

ADHD、アスペルガー症候群などの発達障害の男女比率は、男性:女性=4:1と男性が多いとされています。

しかし、女性の発達障害の場合、症状が目立たないため見逃されていることが少なくありません。

参考になる書籍が、ルディ・シモン「アスパーガール」スペクトラム出版社 です。

著者自身、女性のアスペルガーと診断されています。

本書では、ストレスでパニックになり、「怒りのメルトダウン」や「うつのメルトダウン」にならないよう、異性関係、仕事選び、結婚、子育てなどなど、日常生活について具体的なアドバイスをしています。

興味深いのは、発達障害の女性では、サイキックな感受性を備えた人が少なくなく、「予知夢」を見たり、「テレパシー」ができたりするそうです。

さまざまなインスピレーションが沸いてきて、創造的な仕事をする発達障害の方がいらっしゃいますが、このサイキックな能力と関連しているのかもしれません。

ともあれ、自分の眠れる才能を発掘していくことが幸せな人生につながります。自分の強み探しは、ポジティブ心理学でも重視する観点です。

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