当院が理論基盤とするポジティブ心理学では、「成功」について深く考えていきます。病気を治すのに「成功」が必要なのか？疑問に思われるかもしれません。
ただ、人それぞれ成功の種類は違いますが、成功は幸福と深く結びついていて、病気とも切り離して考えることはできません。
参考になる良書が、永松茂久「あなたの一生を１時間で変える本 感動の条件」ＫＫロングセラーズ です。
本書では、成功に２種類あると説きます。
ひとつは、「目標達成型成功」で、しっかりとした目標を立てて、具体的な計画を作り、あきらめずに歩いていくタイプ。
もうひとつは、「展開型成功」といって、目の前の人、仕事を全力で大切にすることで、人に好かれ、頼まれごとが増えていくうちにどんどん道が開けていく成功。
著者は、第２番目の成功法を読者にすすめています。
完璧主義者は、目標達成型成功になりがちなので、“わらしべ長者”のように最初は小さくても、一歩一歩のプロセスを大切にすることで、最後には大きな成果につながる思考パターンが大切です。
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