成功の王道 「渋沢栄一 逆境を生き抜く言葉」

2011/10/20

これまで何度かブログでご紹介してきたピーター・ドラッカー(読後感想⑥ 岩崎夏海「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」 、ワーカホリック(仕事中毒)と夫婦関係 、明確なビジョンと目標 「図解で身につく!ドラッカーの理論」 、強みを作る 「20代から身につけたい ドラッカーの思考法」 )が最も尊敬する起業家としてあげているのが、渋沢栄一です。

渋沢栄一は、生涯に500以上の企業にかかわったマネジメントの巨人です。そういった実績を残した偉人の言葉には力があり、学ぶべきだと思います。

今回のおすすめの良書は、渋沢栄一「渋沢栄一 逆境を生き抜く言葉」イースト・プレス です。

渋沢栄一の成功の考え方は以下のとおりです。

①なにより「実力」が根本条件で、ここに「責任感」と「誠心誠意」という姿勢が加わることで、成功の資格ができる。

②一時的に名前が売れても、実力がなければ、それは虚名であり、永続するものではない。同様に、一時的に責任ある職についても、実力がなければ職を負われることになる。

③成功を焦ると、大局観がなくなる。その結果、目先の利害にとらわれてしまう。

④目の前の小さな利益に眩惑(げんわく)して転職する人は、一緒をうやむやにしてしまう。

⑤失敗は得意の日にその兆しが現れている。つまり成功した得意なときに、すでに失敗の兆しがある。

と、成功について活目すべきことを述べています。

焦って表面的な成果を求めるのではなく、地道に努力して実のある成功にしていきたいものです。

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