ポジティブ心理学に限らず、心理療法では、「考え方は変わる」という前提に立ちます。考え方が変われば、人生が変わってきますので、「人は変われる」ということになります。
参考になるのが、ショーン・エイカー「幸福優位 ７つの法則」徳間書店 です。
本書では、「人が変われる」というポジティブ心理学の研究結果が色々報告されています。おもしろいです。
たとえば、ピグマリオン効果があります。
アメリカの小学校で行われた研究ですが、先生に嘘をついて、ある生徒が実際以上にＩＱが高いと信じ込ませたところ、１年後には、なんとその生徒のＩＱが実際に高くなったというのです。
つまり、その生徒のＩＱが高いと信じた先生は、その生徒の潜在的可能性を信じたので、熱心に教えたのでしょう。
ポジティブ心理学では、マイナスからゼロに修正するだけでなく、ゼロからポジティブに人を成長させれると科学的に証明しています。「何歳になっても、自分は変われる！成長できる！」と信じる人には、人生は好転するしかないのです。
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