努力できる部分に集中する 「幸せがずっと続く12の行動習慣」

2012/06/01

ポジティブ心理学の新たな良書が一冊、また邦訳されました。

その書こそ、ソニア・リュボミアスキー「幸せがずっと続く12の行動習慣」日本実業出版社です。

本書では、これまでの研究結果から、幸福を決定する因子として、「遺伝50%」、「意図的な行動40%」、「環境10%」としています。

ということは、遺伝子は後天的努力ではいかんともしがたいので、諦めるしかありませんが、自分の意思で変えられる部分が40%もあると言うことです。また、その人が変わってくれば、環境も変わってくるので、間接的には、環境10%も変えていけると言うことになります。

つまり、後天的努力で、幸福感を決定する因子の50%は変えていけると言うことです。

さらに、著者は、幸福感を高める12の行動習慣として、

感謝の気持ちを表す

楽観的になる

・考えすぎない、他人と比較しない

親切にする

・人間関係を育てる

・ストレスや悩みへの対抗策を練る

・人を許す

・熱中できる活動を増やす

・人生の喜びを深く味わう

・目標達成に全力を尽くす

・内面的なものを大切にする(スピリチュアル

・身体を大切にする(瞑想と運動)

といった具合です。幸福になりたい方に、是非お勧めの一書です。


幸せがずっと続く12の行動習慣/ソニア・リュボミアスキー


 

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