中国問題 「中国 崩壊と暴走3つのシナリオ」

2012/10/18

昨日のニュースでは、中国の軍艦が与那国島-西表島間の接続水域を通過し、尖閣諸島を航行したことが報道されています。

中国に進出している日本の企業への焼き討ち、日本の大使公車から日本国旗をもぎ取った事件など、中国の「野蛮性」が暴露されてきています。

中国に進出している企業でお勤めのビジネスマンから、私の診察でも、先行き不安がよく聴かれるようになりました。そこで、参考になる良書をご紹介します。石平「中国 崩壊と暴走3つのシナリオ」(幸福の科学出版)です。

著書の石平氏は、私より10歳年上の中国人で、日本に帰化されていらっしゃる気鋭のオピニオンリーダーです。産経新聞朝刊に「石平のChina Watch」を連載されており、私も愛読者です。中国問題が表面化する前から、正々堂々と論陣を張ってきた勇気ある言論人です。

本書では、

・建国から30年間は、野蛮な侵略行為を繰り返していた中国人民解放軍の歴史。

・1960年代末に尖閣諸島付近に大量の海底資源が眠っていることが調査によって判明したため、それまで日本領と認めていたのを1971年になり突如として中国領だと主張し始めた経緯。

・中国経済のバブルが潰れてきて、不動産価格が3分の1以下に下落し、失業率が10%以上になっている。そして、その中国国内の不満を「反日」などの外交問題に責任転嫁している中国共産党政府の実態。

などが分かりやすく解説されています。

現代社会は国際化していて、日本一国で完結する問題はほとんどありません。幸せな人生、ポジティブな社会を築いていくためにも、国際社会の情報はこまめに仕入れておくべきでしょう。

特に、今後は、日本に直接影響してくる中国問題と朝鮮問題に目を見張っていなくてはなりません。


中国――崩壊と暴走、3つのシナリオ/幸福の科学出版

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