先人の偉業を知る 「世界を号泣させた日本人」

2012/10/25

ポジティブ心理学では、自分の強みや長所に光を当てて伸ばしていくことをすすめます。これは個人にだけ当てはまる考えではなく、国レベルにも当てはまります。

特に、日本では、いやゆる「自虐史観」が横行して、日本の歴史を否定する傾向があって問題です。やはり、先人たちが遺した歴史や偉業は謙虚に認め、尊重することで、愛国心も芽生え、日本人としての自信も高まってくるのです。

今回おすすめの良書が、黃文雄「日本人こそ知っておくべき世界を号泣させた日本人」(徳間書店)です。

著者の黃文雄(こうぶんゆう)氏は、台湾生まれの日本帰化人ですが、外国人としての白紙の目から日本の先人たちの素晴らしい業績を述べられています。

たとえば、

・浅川巧(あさかわたくみ)氏は、日本が韓国を合併していた36年の間に、荒廃していた朝鮮半島に約5億9000万本の植林をして、朝鮮半島の緑化に尽力した。

・稗田憲太郎(ひえだけんたろう)氏は、医師として中国の医療改善に尽力し、胡耀邦(こようほう)元中国総書記を治療し、恩人だと賞賛された。

・望月カズ氏は、韓国の孤児133人を養育し、1971年大韓民国国民勲章の栄誉に輝いた。

などなど、その業績により世界を感動させた日本人が多数紹介されています。

実は、日本の功績は昔だけではありません。英国BBC放送が行った最近の国際世論調査でも、日本が「世界に良い影響を与えている」国の第1位に輝いています。

こうした現実を踏まえ、日本人としてもっと「自信」を持ちたいものです。


日本人こそ知っておくべき世界を号泣させた日本人/徳間書店

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