自己責任 「逃げないー13人のプロの生き方」

2013/01/03

新年明けましておめでとうございます。平成25年も皆さまにとって素晴らしい年になることを心から祈念申し上げます。

本年もこのブログでは、1冊でも多くの良書をご紹介して、皆さまの人生の参考になればと期待しております。

今回ご紹介する良書は、小松成美「逃げないー13人のプロの生き方」(産経新聞出版)です。

取り上げられる13人のプロの方々は、渡辺謙(俳優)、野口聡一(宇宙飛行士)、YOSHIKI(ミュージシャン)、谷川浩司(棋士)、白鵬翔(横綱)、さだまさし(ミュージシャン)など、各界で活躍する有名人です。そして、みなさん、一様に厳しい下積みを積まれ、環境のせいにして「逃げる」ことなく、自己責任で自分を磨いてきたことが分かる内容になっています。

たとえば、さだまさしさんの場合、

高校二年生の暮れには、ノイローゼで不眠症になった。・・・・2週間悩むと、そのあとは吹っ切れた。「どん底まで落ちたら、とりあえず45歳までは生きてみるか、と思えたんですよ。振り切れたら最後は楽天的になれた」・・・・父親の借金、長崎からの上京、バイオリンとの決別。レールの転換点は何度もあったが、ついに一大ターニング・ポイントが訪れる。

ポジティブ心理学では、人の生き様を勉強して、自分の教訓にすることをすすめます。さだまさしさんの例で言えば、人生を投げ出さず、「どん底」まで悩んだお陰で、あとは開き直れて才能を発揮されたのでしょう。


逃げない―13人のプロの生き方/産経新聞出版

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