勤勉の精神 「二宮金次郎の一生」

2013/02/14

昨日の「毎日新聞」朝刊三面で、私の最新刊「若返る力 -ポジティブ心理学による『究極のアンチ・エイジング』」(栄光出版)が以下のように広告掲載されました。

$ハッピースマイルクリニック院長のほっとブログ

すごい反響で、明日2月15日(金)の東京新聞と中日新聞の夕刊各紙で若返る力の書評が掲載されることになりました。「アンチ・エイジング」のニーズがあるのだとつくづく思った次第です。

さて、本日ご紹介する良書は、「若返る力」を出版した栄光出版さんからの書籍で三戸岡道夫「二宮金次郎の一生」(栄光出版)です。

本書は、数ある二宮金次郎伝の中でも、よくまとめられており、私たちの「生きていく指針」となるポイントがいくつも抽出されています。

たとえば、

・(二宮金次郎は)一日中休まずに村を廻り、夜遅く陣屋に帰ってくると、また夜遅くまで調べものをした。床に入るとわずか四時間ばかりの睡眠で、ふたたびむっくりと起き上がり、だまって端座して、その日の仕事の手順を考えるという勤勉ぶりだった。

・そうだ、わしの仕事は、徳を持って徳に報いるのだ。これからはこの『報徳』の神髄に向かって精進していこう。と金次郎は決心した。これが、その後金次郎の教えや事業方法が、『報徳』といわれるようになった、発端であった。

などです。

私も以前から、二宮尊徳先生(二宮金次郎のこと)をずっと敬愛申し上げてきました。小田原駅のすぐそばに、現在二宮報徳神社があり、二宮先生がまつられています。160年前に亡くなられた方が、神様としてまつられていることに驚くばかりです。

それだけ、二宮先生の「徳」が高く、人々が救われたのでしょう。ポジティブ心理学では、過去の偉人たちの徳高き生き方を学び、自分の人生に生かすことをすすめています。


二宮金次郎の一生/栄光出版社

 

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