習慣の力 「継続する心」

2013/04/03

ポジティブ心理学では「習慣」「継続」「持続」を重視します。

そこで今回おすすめする良書が、山本昌「継続する心」(青志社)です。

著者は、中日ドラゴンズ投手で、現在47才で日本球界最年長先発勝利記録更新中の山本昌選手です。本書では、スポーツで培った「習慣の力」についてさまざまな角度から解説しています。

・努力だけでは人一倍やってきたという自負はある。野球に対して絶対に手抜きはしなかったし、決して逃げ出さなかった。「無理だな」と思わず、あえて目標を高く持ち、100%の力を注いでまじめにやって短所を長所に変える方法を学んだ。

・いま置かれている境遇を“天の配剤”と信じ、最善の努力ができるかどうかで、人生の幸不幸は決まるように思うのだ。

・人生は自分との戦いである。気力の勝負だ。日々がハードルの連続であり、「飛び越えてやる」という気力を失えばそこで立ち止まり、リタイヤするしかない。

・不遇の時代に、どういう心構えで過ごすか。ここが人生勝負だと思う。くさるか、境遇を呪うか、発奮するか、それともギブアップするか。だが「不遇」というやつは、心構え一つで飛び上がるためのジャンピングボードにもなる。

などなど、ポジティブ心理学の考えに共通する教訓がたくさん述べられています。ぜひ、一読を・・・。


継続する心/青志社

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