先人の知恵に学ぶ 「心が折れそうなときキミを救う言葉」

2013/04/12

人生の逆境や壁にぶち当たったら、「先人の知恵に学ぶ」ことがブレイクスルー秘訣です。

今回ご紹介する良書は、ひすいこたろう「心が折れそうなときキミを救う言葉」(ソフトバンク文庫) です。

本書では、過去の偉人たちが人生のピンチの時に、どのように考え、乗り越えて成功していったかが、分かりやすく述べられています。

たとえば、

・ビートルズの例:ハンブルクでの仕事は、食事は昼に1度、ミルクをかけてコーンフレークが1杯出されるだけ。クラブでは一晩で10~12時間と出ずっぱりのステージ。控え室はトイレ。宿泊先は隣の映画館の裏の物置。・・・(途中略)・・・どん底だったハンブルクでの5ヶ月間にわたるハードな演奏生活の中で、彼らの音楽は劇的に進化を遂げていたのです。

・南アフリカ初の黒人大統領、ネルソン・マンデラの例:マンデラが牢屋の中で過ごした期間は、なんと27年と半年です!・・・(途中略)・・・マンデラは、無数の差別と軽蔑を受けながら、あらゆる人間の心の奥底には、慈悲と寛容があると気づいていきます。他人を、憎むように生まれついた人間などいない。人は憎むことを後から学ぶのだ。

・リンカーンの例:2度の事業の失敗。そして、選挙では落選8回の記録保持者!・・・(途中略)・・・リンカーン51歳のとき。ついに、アメリカ合衆国大統領の座を手に入れるのです。さて、リンカーンは、なぜ大統領になれたのでしょう?落選しまくっているうちに、リンカーンの演説は、誰にでもわかりやすいものに変化していきました。リンカーンは子供でもわかる言葉を使って、人々に訴えかけたのです。

などなど、私たちの「勇気」になる話が盛りだくさんです。

ポジティブ心理学でも、こういった「ピンチはチャンス」という逆転の発想を重視しています。
 

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