思い込みの罠 「青い象のことだけは考えないで!」

2013/05/22

昨日、日テレで「ザ!世界仰天ニュース」の収録をしてまいりました(詳しくは→こちら)。笑福亭鶴瓶さんや中居正広さんなどから質問を受けながら、「抜毛症」について解説してまいりました。

抜毛症自体より、その背景にある心理的背景について、みなさんの啓蒙が進めばと期待しています。

人間どうしても、自分に対する「思い込み」があって、成長の限界を自ら作っていくものです。私も、真理医療の社会啓蒙のため自分への思い込みを打破して行きたいと思っています。

この「思い込み」についての良書が、トルステン・ハーフェナー、ミヒャエル・シュピッツバート「青い象のことだけは考えないで!」(サンマーク出版)です。

本書では、思い込みの心理ついて色々な角度から解説していますが、たとえば、

思い込みで動けなくなっている「象」の例を取り上げ、

インドでは、若い像が逃げないように、重い鉄の鎖をつけて太い木につないでおく。象の成長にともなって、飼い主は鎖を軽い物に替えていく。象が成長して力が強くなればなるほど、鎖はどんどん細くなる。

やがて成長した象は、細い木にロープでつなぐだけでよくなる。それでも象は逃げようとしない。はじめに鉄の鎖をつけられていた経験から、象はどんなものに固定されても逃げられない、と刷り込まれてしまったのだ。

と述べられています。

私たちも、この象のような思い込みがないかどうか自らに問わなければなりません。もし、「自分を限定する思い込み」があったら、断固排除することです。そうすれば、自分の潜在能力を解き放つことが出来るでしょう!

青い象のことだけは考えないで!/サンマーク出版

アーカイブ

PAGE TOP