イクメンのすすめ 「パパのトリセツ」

2013/06/05



患者さんのお話を聴いていると、母は「過干渉」父は「無関心」という親子関係が少なくありません。

パパには「イクメン」(育児をするメンズ)になってもらうことです。パパに子育てに関わってもらうことで、ママだけが子育てを抱え込むことを防ぐことが出来ます。母親が子供に過干渉になることを抑止します。

そこで、おすすめの良書が、おおたとしまさ「パパのトリセツ」(ディスカヴァー)です。

本書では、パパに機嫌良く、子育てに関わってもらう方法が盛りだくさんです。

・(イクメンになってもらう)パパスイッチをONにするためには、理屈で自覚を促すよりも、パパと赤ちゃんをべたべた接触させることが重要なんです。

・パパとしての自覚を促すために:(1)妊娠中→「将来の話」をする、(2)出産直後→頼りなくても頼る、(3)乳児期→スキンシップをとらせる、(4)幼児期→パパをヒーローに仕立てる。

・意地でも夫婦の時間を確保する。

などなど、パパにイクメンになってもらうヒントが述べられています。

何事も最初が肝心です。旦那さんが子育てに関わってこないと嘆いているよりも、動いてもらう「ツボ」を押さえて、夫婦円満な家庭をめざしたいものです。

パパのトリセツ/ディスカヴァー・トゥエンティワン
 

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