アベノミクスにより景気好転しておりますが、来年の消費税増税が実施されれば、景気がふたたび冷え込むため、今後の経済状況は未だ不透明です。
こういった乱高下する経済状況では、倒産する会社は3社に1社といわれており、経営者にとってストレスフルです。
経営者にとっては、「転ばぬ先の杖」で常に情報収集を怠ってはいけません。また、サラリーマンにとっても、生き残りをかけて、良質な情報に接しておく必要があります。
そこで今回おすすめの書籍が、南場智子「不格好経営」(日本経済新聞出版社)です。
著者は、新興IT企業のDeNA創業者であり、失敗を繰り返しながら、チャレンジして成果を出していく姿勢がとても参考になります。
たとえば、
・社長の一番大事な仕事は意思決定!
・不完全な情報に基づく迅速な意思決定が、充実した情報に基づくゆっくりとした意思決定に数段勝る。・・・(中略)・・・本当に重要な情報は、当事者となって初めて手に入る。だから、やり始める前にねちねちと情報の精度を上げるのは、あるレベルを超えると圧倒的に無意味となる。それでタイミングを逃してしまったら本末転倒、大罪だ。
などなど、です。
目標を小さくして慢心するより、大きな夢を持ってポジティブにチャレンジし続ける人生を目指したいものです。
不格好経営―チームDeNAの挑戦/日本経済新聞出版社
溝の口精神科・心療内科医が教える:うつ病予防のためのヒント