世界NO1 「世界で勝て!」

2013/08/14

アベノミクスで「円安」になり、円高でうまみを吸っていたサムソンなどの韓国企業や中国企業は、軒並み業績を悪化させています。来年からの消費税増税をするかどうか、今検討されていますが、増税すべきではないでしょう。

過去の経済動向を振り返れば、消費税を増税するとかえって景気が冷え込み、トータルの税収が減ることが分かっているからです。

ここは、消費税増税をせず、企業家精神を盛りたてて日本経済を世界NO1へと押し上げていかねばなりません!

今回ご紹介する書籍は、徳重徹、村井勝「世界で勝て!」(ヒカルランド)です。

著者のひとり、徳重徹氏は、高性能の電動バイクを開発し、たった数年で世界トップシェアに押し上げた「テラモータズ」社長さんです。日本人の潜在能力を信じ、日本経済の再復活を公言していて、勇気が出てきます。

本書では、

・私は29歳のときに企業を志して会社をやめた。・・・(中略)・・・まず、会社をやめたことを報告すると、父には「今日限り親子の縁を切る」といわれた。母はその場で泣き崩れてしまった。親戚にも、「これからどうやって生きていくんだ」となじられた。・・・(中略)・・・この国には、少なくとも私の周囲には、挑戦しようとするものの勇気をたたえようとする人はいなかった。誰もがこぞって私の挑戦を全面的に否定したのだ。そんな世間に対して、自分の正しさを証明するためにも、私は結果を出さなければ行けない。・・・(中略)・・・シリコンバレーへの挑戦は、最初から手痛い失敗で始まったともいえる。だが、この失敗は私の歩みを止めるどころか、むしろ後押ししてくれた。・・・(中略)・・・失敗したからこそ、絶対に成功するという執念が生まれたのだ。

とあります。この徳重氏の体験談は、「七転び八起き」を尊重するポジティブ心理学の精神と一致します。「失敗は成功の母」と信じて、転んだとしても前向きに転んで、前進し続けたいものです。


世界で勝て! 日本人よ「スーパーベンチャー起業」で本物の復活を目指せ/ヒカルランド

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