カントリーリスク 「誰も書かない中国進出企業の非常なる現実」

2013/08/28

中国のバブルがはじけ、さらに中国の人件費が上がる中、中国に進出した企業のカントリーリスクがますます高まっています。まずは正しい情報が重要となります。

そこでお勧めの書籍が、青木直人「誰も書かない中国進出企業の非常なる現実」(祥伝社)です。

・ここ3~4年で中国の人件費は2倍以上に高騰しています。さらに2012年から今後5年間で平均賃金を倍にすることを政府が公約もしています。

・伊藤忠の現社長である岡藤正広氏の日経新聞での発言(2011年8月8日)「1人当たりのGDPで見れば、今の中国の水準は昭和40年代にほぼ同じで、今の日本の10分の1だ。長期的に見て、中国の抱える問題は一人っ子政策などの影響で、15年頃から人口減少局面に入ることではないか。(略)成長の鈍化が次の課題として浮上する可能性がある」

などなど、大手マスコミでは取り上げない情報が満載です。

世界的に政治・経済情勢は乱高下していますが、まずはアンテナを張って、正しい情報をキャッチしておくよう心がけることが必要です。


誰も書かない中国進出企業の非情なる現実(祥伝社新書327)/祥伝社
 

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