先の対米戦後、GHQの7年間のWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)によって、日本人に「自虐史観」を植え付ける占領政策が進められました。その政策が見事成功し、戦後70年経っても、まだ悪影響が色濃く残っています。
しかし、先々週のブログ「永遠のゼロ」でご紹介したように、最近、日本の近代史の真実が次々と明るみに出てきています。ポジティブ心理学では、愛国心を大切にしています。
今回ご紹介する良書が、水間政憲「ひと目でわかる『戦前日本』の真実」(PHP)です。
著者の水間さんは、写真を多用して視覚に訴える良書を何冊も出版しています。本書でも、「戦前の日本は、軍部による暴政で国民の生活は暗かった」というGHQの悪質な宣伝を見事くつがえしています。
たとえば、
・P52の写真→1939年(日米開戦2年前)には、タカラジェンヌが米国を親善訪問している。
・P56の写真→1939年(日米開戦2年前)には、北京の少女たちに笑みがあふれている。
・P88の写真→日米開戦の数ヶ月前までアメリカ映画は上映されていた。
などなど、戦前の日本は、軍部の情報統制とは関係なく、国際的に開かれていたことがよく分かります。仰天なのが、写真のほとんどが、「アサヒグラフ」であることです。現在、自虐史観を大々的に宣伝する「朝日新聞」にも、真実を伝える時代があったわけです!
ひと目でわかる「戦前日本」の真実 1936-1945/PHP研究所
溝の口精神科・心療内科医が教える:うつ病予防のためのヒント