自虐史観からの解法 「日本人はなぜ特攻を選んだか」

2014/02/12

これまでもブログで何度か指摘してきましたが、自分の国を愛する心、つまり「愛国心」は、自尊心の根底をなします。ポジティブ心理学でも、愛国心を大変重視しています。

GHQの戦後政策(いわゆる、War Gult Information Programming、「戦争犯罪宣伝計画」)により、「自虐史観」が、私たち日本人にいつの間にか、植え付けられてきました。

その代表例が、「特攻隊は、非人道的作戦であり、戦前日本の凶悪性を示すものだ」というものです。

そこで、おすすめなのが、黄文雄「日本人はなぜ特攻を選んだか」(徳間書店)です。

本書では、さまざまなデータを示しながら、特攻隊が、アメリカ軍に甚大な被害を与え、極めて効果的な作戦であったことを解説しています。

たとえば、

・アメリカ太平洋艦隊司令長官チェスター・ミニッツ元帥の証言「4ヶ月にわたる沖縄作戦中、残存日本海軍と強力なアメリカ第5艦隊が矛を交えたことは一度もない。だが、我が海軍がこうむった損害は、戦争中のどの海戦よりも、はるかに大きかった。沈没30隻、損害300隻以上、9000人以上が死亡、行方不明または負傷した。この大損害は、主として日本の航空攻撃、特に特攻攻撃によるものであった。」

・死をもって殉じるという特攻隊員の精神は、それまで数百年にわたり西欧列強の植民地として屈従してきたアジア各国の民族意識を高め、終戦後にアジア各国が独立する道を切り開いたと言っても過言ではない。・・・(中略)・・・アジアは中国と韓国だけではない。じつに多くのアジア各国が先の戦争で日本が果たした功績をたたえ、特攻についても賞賛を送っている。

などなど、「特攻は無駄死にだった」という洗脳を解く事例が数多く述べられています。

祖国のために戦い、そして散っていった日本の英霊たちに、後に続く我々は、心から感謝したいものです。


日本人はなぜ特攻を選んだのか (一般書)/徳間書店

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