永遠の命 「脳の神話が崩れるとき」

2014/03/26

脳科学者の多くは、いわゆる「唯脳論」を信じていて、唯物主義者や無神論者です。しかし、これまでの私の自著(たとえば、「ポジティブ三世療法」)で述べてきたように、臨死体験や幽体離脱体験が世界中から報告されており、脳が機能していなくても、人間は思考できることが分かっています。

これに関連してお勧めの良書が、マリオ・ボーリガード「脳の神話が崩れるとき」(角川書店)です。

本書では、プラシーボ効果、ニューロフィードバック、神経可塑性、心身相関、催眠、超常現象、臨死体験など、学術的報告を引用しながら、一般読者でも分かりやすく「あの世の存在証明」がされています。

たとえば、

・1991年、アトランタを拠点に活動する歌手、パム・レイノルズは強い目眩(めまい)に襲われて喋れなくなり、体もろくに動かせなくなってしまった。CATスキャンで、巨大な脳底動脈瘤が見つかった。・・・(中略)・・・おそらくこの手術中に起こったことこそ、確認されている幽体離脱体験(OBE)の中でもっとも有名なケースだろう。・・・(中略)・・・彼女は目も耳もふさがれていたが、感覚や知覚を通して感じた光景を話してみせた。

・臨死体験をすると、ほとんどの人々が新たな人生を見つめ直し、目的意識を改め、人生の不思議と日々への感謝を強めるようになるのだそうだ。そして、瞬間瞬間をより大きな喜びとともに生きていくようになる。「人生は、大いなる目的と意味を持つものなのだ」と感じるよう変化していくのだ。

などなど、参考になる記載が多くされています。

脳機能だけですべてを説明しようとする脳科学者の唯物論に振り回されることなく、世界中で報告されているスピリチュアル研究に耳を傾けたいものです。


脳の神話が崩れるとき/KADOKAWA/角川書店

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