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代償の法則 『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』

2014/06/04

勉強、受験ストレスで当院を受診される学生の方々が少なくありません。目標が高ければ高いほど、乗り越えるべき坂は急になって大変です。時には自信が無くなったりしますが、そういった時は、先人の成功体験記を読んで勇気としましょう。

今回ご紹介するのが、坪田信貴『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』(角川出版)です。

本書の題名どおり、塾の先生(本書の著者)と二人三脚で、目標の慶応大学にチャレンジし、諦めることなくやり通した女子高校生(さやかちゃん)の実話です。さまざまな教訓が学びになります。

・“自分は遊びに行っちゃいけない、私には勉強がある。でも行きたい。だから行けないぐらいダサくなろう”と考えたんです。

・この時期のさやかちゃんに、僕はムチを入れながらも、もうひとつのストレス解消法を教えました。それは、「日記を書くこと」です。今のままだと、さやかちゃんはストレスに押しつぶされてしまう。しかし、あまり愚痴を言うと周囲の人との関係が悪くなってしまう。
 そこで僕が提案したのが「日記を書くこと」なのでした。また、どうしても周囲の人とぎくしゃくするようなら、その人の良いところを10個書くように、とアドバイスしたのもこの頃です。

など、ポジティブ心理療法にも通じるストレス・マネジメントをしていたようです。

「人生、あれも、これも」とすべてのことをしたくなるものですが、「代償の法則」といって、自分で大きな目標を決めたなら、その目標の妨げになる二次的なものは我慢しなければなりません。「人生、あれか、これか」なわけです。


学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話/KADOKAWA/アスキー・メディアワークス

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