自制心 『意思力の科学』

2014/10/29

HSCでは自尊心向上を大切にしていますが、最近の研究では、自分の感情をコントロールする「強い意思力」もメンタルヘルスに重要だと分かってきました。

そこで今回ご紹介するのが、ロイ・バウマイスター『意思力の科学』(インターシフト)です。

本書では、意思力の大切さについてさまざま述べられています。

たとえば、

・意思力は筋肉と同じように、使いすぎると疲労するが、時間をかけて訓練すれば強化できることが判明した。

・スマイルズは著書の中(19世紀のアメリカとヨーロッパのベストセラー『自助論』)で「天才とは忍耐のことである」と述べ、アイザック・ニュートンからストーンウォール・ジャクソン(南北戦争時代の軍人)まで、すべての人の成功は「克己」「不屈の忍耐」の結果であると説いた。

・意思力を強めるためには、①目標は一つに絞って集中すること、②具体的な計画を立てること、③活動を数値化して確認する、④祈り瞑想を習慣化する。

などなど、実践的アドバイスが満載です!


WILLPOWER 意志力の科学/インターシフト

 

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