HSCの心理療法では、「霊的人生観」をベースとしています。これは、「人間とは永遠の生命をもち、転生輪廻を繰り返しながら、魂修行している存在である」という人生観です。
この霊的人生観は、最近の臨床研究でも報告されている内容です。たとえば、ジム・タッカー『転生した子どもたち』(日本教文社)があります。
本書は、アメリカのヴァージニア大学ですすめられた40年間にわたる「前世」研究をまとめたものになっています。
たとえば、
・世界中の子どもたちが、前世の記憶について語っているのだ。研究者たちは、50年以上もの間、そうした報告を研究してきた。ヴァージニア大学人格研究室のファイルには、2,500例以上の事例が収められている。
・前世の話をする子どもたちのほとんどは、2歳から4歳までの間に話し始める。・・・(中略)・・・これらの子どもたちは、ほとんどの場合、6,7歳に前世の話をやめてしまう。それ以降は、普通の生活を送るようだ。
・中心人物の多くは、前世の人格の死因に関係のある恐怖症を示す。前世の人格が変死を遂げた事例では、中心人物の35%以上が、前世に関係する恐怖症を示した。それは、溺死(できし)の事例で特に多いように見える。
などなど、膨大な症例を丹念に事情聴取し、統計的に処理しながら分析しています。
人生で色々な失敗をしても、霊的人生観から見れば、すべてのことが自分の「魂を磨く砥石」になるのです!!
転生した子どもたち―ヴァージニア大学・40年の「前世」研究/日本教文社
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