ホスピタリティ 『レクサス 星が丘の奇蹟』

2015/01/07

現在の安倍政権は、「アベノミクス」と称して、政府主導により日本経済を復活させようとしていますが、去年の日本のGDP成長はマイナスとなり、復活にはほど遠い状態です。

こう言った経済不況の時期は、何となく心が寒々してまいりますが、一人ひとりの創意工夫で、仕事に付加価値をつけていくことで、日本の経済は復活していきます。政府頼みは限界なのです。

創意工夫している個人や組織は、不況下でも、増収増益を続けています。今回ご紹介するのが、志賀内泰弘『レクサス 星が丘の奇蹟』(PHP)です。

言わずと知れた超優良企業の「トヨタ」ですが、数ある優秀なトヨタの販売店の中でも、ダントツの実績を誇っているのが、「レクサス星が丘店」なのだそうです。本書では、この店舗で実践されているさまざまな“おもてなし”について紹介されています。

たとえば、

1000人のお客様の名前を覚えている警備員!

・お店の前を通る、1日約1000台のすべてのレクサスにお辞儀をする警備員!

・「わかりません」「できません」とは言わない

・三重にも及ぶ「理念」「マニュアル」

・お客様のために尽くしていれば、数字は後からついてくる

などなど、ホスピタリティの秘訣が満載です。

大きな一発ホームランを狙うのではなく、小さくてもいいので、心がこもったヒットを重ねていくのが大切なようです。


レクサス星が丘の奇跡/PHP研究所

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