信仰心 『幸福の一手』

2018/12/07

信仰が人間の幸福感を増進させることは、ポジティブ心理学の先行研究で明らかになっています。

 

今回ご紹介するのは、最近人気急上昇の“ヒフミン”こと、元プロ棋士の加藤一二三さんの『幸福の一手』(毎日新聞出版)です。

 

本書では、著者の生き方、信仰(カトリック)に出会った経緯など、赤裸々に語られていて参考になります。

 

たとえば、

 

・棋士としての人生は、成功ばかりではありませんでした。たくさん戦った分、負けも多く経験しています。何事にも確信がもてない、一寸先は闇という不安にさいなまれたこともあります。そんなとき、キリスト教の洗礼を受けました。勝ちにこだわり、将棋盤の上ではいつも攻めの姿勢を崩さない。そんな私が、人間的な弱さを認めて、自分以外の大きな存在に身を委ねた瞬間でした。

 

・私の場合、人生における最善手は、「キリスト教」でした。もちろん、自分の努力で最大限、がんばることは大事です。けれども自分の限界を突破したいときや、究極のところを目指したいとき、キリスト教という人生の「最善手」に頼ることは、おかしなことでも、ずるいことでもありません。

 

などなど、人生の基盤に「信仰心」を置いているのに感銘します。

 

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