永遠の命 『生の幸い、命の煌めき』

2015/05/20

HSCでは、「人間とは永遠の生命を持っていて、転生輪廻をくりかえしながら魂成長していく存在である」という霊的人生観を重視しています。そして、その観点から、人生の問題について考えていきます。

同様な考えで心理療法に取り組んでいるセラピストは少なくありません。たとえば、鈴木秀子『生の幸い、命の煌めき』(中央公論社)があります。

著者は、聖心女子大学元教授で、自身の臨死体験も踏まえて、霊的人生観に立ったカウンセリングを訴えています。

たとえば、

・私たちのこの世の人生は、成長のために与えられている。この世のすべての体験が益とされる。この世で味わう苦痛は、自分の霊的な成長のために、与えられるのである。私の人生に起こることすべてが、意味を持ち私の成長を促してくれるのである。

など、著者の実体験を踏まえた人生のヒントが述べられています。

現代医学の主流は、「人間死んだら終わり」という無神論・唯物論ですが、そのような人間の尊厳を軽んじる妄言に与してはなりません。


生の幸い、命の煌き/中央公論社

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