人間の能力は、先天的に決まっていると誤解されることが多いようですが、これまでの研究によれば、後天的努力によって、いくらでも能力は伸びていくことが分かっています。
そこで今回ご紹介するのが、ジョフ・コルヴァン『究極の鍛錬』(サンマーク出版)です。
本書では、古今東西の天才たちの共通点を科学的にあぶり出して、何が一流と二流をかけるのかを解説しています。
たとえば、
①しばしば教師の手を借り、実績向上のため特別に考案されたトレーニングを積んでる。
②何度も繰り返す。
③結果に関して継続的にフィードバックを受けている。
④その鍛錬は、精神的にはとてもつらい。
⑤その鍛錬は、あまりおもしろくない。
の5つの要素を抽出しています。
自分の可能性を信じて、コツコツ努力していく習慣を身につけたいものです。
究極の鍛錬/サンマーク出版
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