アベノミクスでこの20年来のデフレを日本が脱したと言われていますが、実際は、それほどまで日本のGDPは成長していないようです。8%への消費税増税が、景気に響いていると言うことでしょう。
日本の景気を上げるには、政府の景気政策に頼るのではなく、それぞれの職場で創意工夫をして、商品やサービスの付加価値を上げていくしかありません。
そこで参考になる書籍として、浅枝敏行『日本人ビジネスマン、アフリカで蚊帳を売る』(東洋経済新報社)がおすすめです。
本書で紹介されている商品は、単なる蚊帳ではなく、通気性があって、防虫剤を含んだ構造になっていて、海外の途上国などで、年間数千万張りの規模で販売されていると言います。
さまざまな壁にぶつかりながらも、殺虫剤と蚊帳という異種結合をして、付加価値が高い新商品を開発した苦労のプロセスが描かれています。
固定概念を白紙にし、人々のニーズにマッチした創造性のある仕事こそ、今求められているのです。
日本人ビジネスマン、アフリカで蚊帳を売る: なぜ、日本企業の防虫蚊帳がケニアでトップシェアをと.../東洋経済新報社
溝の口精神科・心療内科医が教える:うつ病予防のためのヒント