心の力 『がんが自然に治る生き方』

2015/11/25

心身医学の先行研究によれば、末期がんと診断されても、劇的に治ってしまう症例が報告されています。そういった症例をRadical Remission(劇的な寛解)と呼ばれています。

そこで今回紹介するのが、ケリー・ターナー『がんが自然に治る生き方』(プレジデント社)です。

本書では、これまで世界で報告された1000例あまりのRadical Remissionについて調査し、その結果を報告しています。

そして、Radical Remissionにいたった人たちには、9つの共通項があったとのことです。

それは、

1.抜本的に食事をかえる

2.治療法は自分で決める

3.直感に従う

4.ハーブとサプリメントの力を借りる

5.抑圧された感情を解き放つ

6.より前向きに生きる

7.周囲の人の支えを受け入れる

8.自分のと深くつながる

9.「どうしても生きたい理由」を持つ

となっています。9つの共通項のうち、6つまでが自分の考え方を変える項目になっているのが注目です。人間は、考え方一つで、がんまで癒やしてしまうということなのでしょう。


がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと/プレジデント社

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