世界の光 『イスラム唯一の希望の国 日本』

2018/07/13

この30年近くにも及ぶ経済的停滞により、日本は自信を失っています。ただ、実際の正確な経済統計では、中国の経済成長はかなりバブっていて、依然、日本が世界第2位の経済大国であることは間違いないようです(たとえば、→上念司『習近平が隠す本当は世界3位の中国経済』講談社+α新書)。

 

世界の多くの国々が、世界のリーダーとして日本に活躍して欲しいと望んでいます。そこで今回は、宮田律『イスラム唯一の希望の国 日本』(PHP新書)をご紹介します。

 

本書では、日本がイスラム諸国で果たすべき役割について、分かりやすく解説されています。

 

たとえば、

 

・日本はこれらの欧米諸国とは異なる関与で、イスラム世界から信頼を集めてきた。ヨーロッパ帝国主義のように、中東イスラム世界を軍事的に侵略したこともなく、イギリスがつくり出したパレスチナ問題やインド・パキスタンの分離独立のように、植民地主義の負の遺産をもたらすこともなかった。

 

・中東イスラム世界では、日本製品の質の良さや日本の技術に対する絶対的な信頼がある。しばしば聞かれるのは、「日本でつくった日本製品がほしい」という声で、日本以外の国や地域でつくったの本製品は望まないということらしい。

 

などなど、日本がイスラム諸国で信頼を勝ち得ている現状が分かります。進出した国々でことごとく嫌われている中国と対照的です。

 

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