カムバック日本! 『今世紀は日本が世界を牽引する』

2016/04/06

覇権主義を取っている中国を抑止するため、日本は積極的平和外交を取っていかねばなりません。それは、軍事だけでなく、経済的にも再興していかねばなりません。

今回ご紹介するのが、長谷川慶太郎『今世紀は日本が世界を牽引する』(悟空出版)です。

超有名な国際エコノミストの著者ですが、その慧眼には毎回うならせられます。本書でも、それを遺憾なく発揮しています。

たとえば、

・中国経済の失速はもう誰の目にも隠せなくなりつつあった。そして中国にとって頼るべき相手は日本しかなくなっていたのである。私は、この時、日中冷戦は日本の勝利に終わったとみていた。

・中国を率いる習近平政権は、今後、中国が進むべき道として「新常態」(ニューノーマル)という方向を打ち出している。「量から質の経済」への転換を果たし、低成長の中で、なんとか中国経済を維持し、共産党の一党独裁体制を堅持していこうとしているのだ。しかしそのためには、日本の経済的・技術的協力を取り付けなければならなくなっている。

などなど、これからの東アジアの未来予測が満載です。

「知は力」なりです。適切な情報をコツコツ集めて、明るい未来を切り開いていきたいものです。


今世紀は日本が世界を牽引する/悟空出版

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