一直線 『トランプ革命』

2016/04/27

今年はアメリカ大統領選挙の年ですが、本音をさらけ出して旋風を巻き起こしているのが、ドナルド・トランプ候補です。毀誉褒貶(きよほうへん)の評価ですが、私は一押しです。アメリカ国民だったら、迷わず彼に投票です!!

政治家はやはり本音で勝負すべきです。

そこでおすすめの書籍が、あえば直道(じきどう)『トランプ革命』(双葉社)です。

アメリカ共和党アジア担当顧問である著者は、その豊富な人脈を駆使してトランプ候補の実像に迫っています。

たとえば、

・トランプ旋風が象徴している「政治家は信用ならない」という世論の力は、すでに有力政治家を解任に追い込むだけの力を持っている。

・トランプ氏の魅力はなんといっても、その正直さにある。マスコミの批判を物ともせずに、言いたいことを言うというトランプ氏の姿勢が、多くの人々の支持を集める源泉になっている。

・現実には、トランプ氏はその「暴言」によって、現状に不満を持つアメリカ人の心をつかんでいるといえる。

・アメリカという国の元首である大統領の責任は、国民の生命と安全、財産を守ることである。トランプ氏は、その点にひたすらフォーカスしているといえる。・・・(中略)・・・テロの脅威におびえているアメリカ国民は、こうした自分たちを守ってくれるリーダーを求めているのだということだ。これまでの社会を支配してきた政治家やマスコミが、トランプ氏を叩けば叩くほど、彼への支持は集まる。

などなど、日本の政治家にも学んでほしい教訓が述べられています。今年の夏には参議院選がありますが、選挙時には正々堂々と国防について主張してほしいと思います。


トランプ革命/双葉社

アーカイブ

PAGE TOP