新しい仕事の“形” 『ドラマ思考のススメ』

2016/05/04

物が飽和した日本社会にあっては、「サプライズ(感動)」を呼ぶ商品が売れていきます。サプライズを生むためには、顧客の期待値を上回る内容が必要です。

そこで今回おすすめなのが、平野秀典『ドラマ思考のススメ』(あさ出版)です。

本書では、お客さんを感動させる工夫が述べられています。

たとえば、

・私たちは、旅行に出かけたり、映画を観たりして、日常とは違う「非日常」の時間を体験し、感動することを好みます。・・・(中略)・・・もしも日常が、ワクワクドキドキの感動であふれたら、それは「非日常」ではなく、新しい日常、つまり「新日常」というステージに変わります。ドラマの基本は「意外性」にあります。

・1回限りのすごいことをやるのではなく、昨日よりも1%進化するには何をどうすればよいか、単純明快にそれだけを考え悩み、失敗し成功し、前に進んでいくことを地道に継続しているのです。・・・(中略)・・・一流のプロフェッショナルが実践する101%ルール。101%を毎日つづけると、半年で6倍になり、1年で37倍になります。

など、人に感動を与える仕事の心構えが学べます。


人とチームの魅力を引き出す ドラマ思考のススメ/あさ出版

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