中国の横暴 『中国が喰いモノにするアフリカを日本が救う』

2016/05/18

先日、英字新聞「ニューヨークタイムズ」を読んでいたら、広告で、中国が「中国の新幹線は、これまで無事故です」と宣伝しているのをみて唖然としてしまいました。中国新幹線は、2011年に温州市で鉄道衝突脱線事故を起こして、死傷者が出ているのは世界的に周知の事実だからです。

またまた、中国はねつ造している・・・・、と思ってしまいました。

一党独裁政治を続ける共産党中国は、徐々に民主化していかねばなりません。そのためにも、中国が世界で行っている“悪さ”を、私たちは正確に知っておく必要があるのです。だまされないためにです。

そこで今回おすすめの書籍が、ムウェテ・ムルアカ『中国が喰いモノにするアフリカを日本が救う』(講談社+α新書)です。

今後出身の著者は、中国に泣き寝入りしている今のアフリカの現状を、分かりやすく告発してくれています。

たとえば、

・日本人が中国に対して抱く驚き、恐怖、そして怒り・・・・。多くのアフリカの人々も、日本人と同じ気持ちでいます。・・・(中略)・・・不公平な取引をして平気で人を騙す。ジャングルの自然環境の保護なんてお構いなしに無理な開発を推し進める。援助と称し、多少の雨で冠水して日常的に交通渋滞や事故を引き起こす道路を建設する。危険性の高い食料品や粗悪な商品を大量に生産する。組織的な犯罪組織をつくる・・・・。

・中国が世界第二位の経済大国にのし上がった要因は、アフリカの資源開発を抜きには語れません。ただ彼らが目指すのは、あくまでも世界の頂点。第二位では決して満足しないでしょう。そのために手段を選ばないのは、わかりきっています。私たちの直面している大きな問題は、大国となった中国の人々に、トップに立って世界を指導できるような教養常識が身についていないことです。

・中国の新植民地主義は、一貫しています。農業にしても鉱物にしてもアフリカから収奪するだけ。現地に生きる人たちへの配慮がまったくないのです。

などなど、許さざるべき中国の横暴が告発されているのです。

一刻も早く、中国の覇権主義を阻止せねばなりません!!


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