現代日本では、日本が東アジア諸国を侵略したという「東京裁判史観」がまだまだはびこっています。日本人が本当の愛国心を取り戻すためにも、歴史認識の修正が必要です。
そこで今回オススメするのが、高山正之『渡部昇一の世界史最終講義』(飛鳥新社)です。
本書では、1年前にご帰天された渡部昇一先生との対談を中心に、日本の先の大戦が、欧米列強からのアジア植民地解放戦争であったことが分かりやすく述べられています。
たとえば、
・いまの日本人は、アメリカとイギリス、そして中国に対して、戦争中、実に悪いことをしたと思っています。それは教育機関、学界、マスコミがそろって「すべて日本が悪かった」と教え、頭の中に刷り込んでできた結果ですが、もとはアメリカの占領政策によって持ち込まれた歴史観です。
少しずつ、日本を本来の姿に戻す動きが起こりはじめていますが、必要なのは、遠回りなようでも歴史観を正していくことでしょう。
・ですから朝日新聞はじめ、敗戦利得者が流布してきた歴史観の元は東京裁判であり、アメリカ占領軍であると言い続けなければいけない。大東亜戦争は侵略戦争ではなかったこと、人種差別と植民地支配を終わらせたことを主張すべきです。
などなど、アメリカが日本占領政策下で押しつけた現在の「日本国憲法」が問題であること指摘しています。後代に課題を残さないために、私たち現代日本人は、過去の清算をしていかねばなりません!
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