臨死体験研究の最前線 『死んだ後には続きがあるのか』

2016/11/18

HSCでは「人間は死後も続く永遠の魂を持っており、転生輪廻を繰り返しながら、魂修行している存在である」という霊的人生観をベースに治療をしています。

 

そんな考えに科学的論拠はあるのか?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、精神医学の最前線では、霊的人生観を証明する臨床研究が積み重なっています。

 

今回ご紹介するのが、エリコ・ロウ『死んだ後には続きがあるのか』(扶桑社)です。

 

本書では、主に臨死体験に関する最新の研究知見が紹介されています。

 

たとえば、

 

・子供のころに楽器を習った経験もないチコリア医師が、天才作曲家になってしまったのだ。チコリア医師の臨死体験は1994年の夏、チコリア医師が42歳の時に、公園でのパーティの最中に起きた。・・・(中略)・・・臨死体験から13年たった2007年にチコリア医師はようやく自作のピアノ曲を完成させ、コンサート・ピアニストとしてデビューまで果たした。

 

・臨死体験はもちろん、有名人にも起こっている。ハリウッド関連でも、少なくとも50人のスターが過去に起きた自分の臨死体験を公表している。・・・(中略)・・・シャロン・ストーンがオブラのインタビューに語った臨死体験の一部は、YouTubeにもアップロードされている。

 

・アメリカ、ドイツ、オーストリアの臨死体験研究が挙げた数字を見ると、臨死体験の発生率は4~15%と、国際臨死体験協会は推測しているが、心肺停止患者の18%が臨死体験していたとする2001年のオランダの臨床研究報告もある。

 

などなど、臨床研究から疫学研究まで、さまざまな最新情報が満載されています。

 

疑う前に、頭を“真っさら”にして、世界中で報告されている研究情報に耳を傾けたいものです。

 

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