運をつかむ 『カーネギー自伝』

2017/02/10

幸福になりたければ、古今東西の偉人伝を読んで、そこから教訓を学ぶのが早道です。
 
今回紹介するのが、アメリカで歴代の大富豪で3本の指に入るといわれている鉄鋼王・アンドリュー・カーネギー(『カーネギー自伝』中公文庫)です。
 
家族が貧しくて13歳で学校に行けなくなり、スコットランドからアメリカに移民したカーネギーは、きつい肉体労働から、勤勉さと機転により、徐々にキャリアアップしていきます。
 
カーネギーの誠意感謝チャレンジ精神が非常に学びになります。
 
たとえば、
 
・高い地位にある人に個人的に求められるということは、青年にとって人生の闘争にすでに半分、勝を制したことになるといってよいであろう。少年はみな、自分の仕事の領域を越えて、なにか大きなことを目指すべきである。なにか上司の目にとまるようなことをやるべきである。
 
・私は、危機に直面したとき、かならず誰かが救いの手を伸ばしてくれるということを信じて疑わない。世間にはたくさん親切な、すばらしい人たちがいる。単に困った人に救いの手を貸すというだけでなく。援助に値する人を探しもとめているのである。であるから、自立心の強い人にとって、いざというときにはかならず救いの手がのべられるということを私は信じて疑わないのである。
 
などなど、ハッピーになる人生訓が満載です。
 
カーネギー自伝 (中公文庫BIBLIO) カーネギー自伝 (中公文庫BIBLIO)
 
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