2週間ブログ更新をお休みし、大変恐縮です。3月15日~18日まで、第75回アメリカ心身医学会(スペイン・セビリア)に参加し、3月24日に帰国してまいりました。スペインの強烈な日差しを浴びて、元気を充電してきました。
さて、今回ご紹介するのが、田中圭一『うつヌケ』(角川書店)です。
著者自身、うつ病になった経験があり、そこから抜けた経験をマンガ化して私たちの教訓になるように描かれています。その他、総勢16人の芸能人などの「うつヌケ」経験を描写しています。
たとえば、
・うつになった原因は「自分をキライになったこと」です。
・うつから抜け出すには「自分を好きになればいい」。そのためには、①ありのままの自分を受け入れること。②「~ねばならない」という考えを捨てること。③ネガティブな言葉はやめて自分をほめること。
・「うつ」とは自分の持つエネルギーが心の「闇」に集中すること。そこで、いきなりプラモデルを買い込んできて、延々と作り続けたり、極真空手も習い始めた。
などなど、うつになった原因とそこから抜ける秘訣がマンガで分かりやすく解説されています。