読後感想① 松井秀樹「信念を貫く」新潮社

2010/06/14

今年3月に発刊された松井秀樹選手著書「信念を貫く」(新潮社)を読みました。
まさに心の法則が書かれていたので紹介いたします。

松井選手は、野球成績によってマスコミに持ち上げられたり、叩かれたりします。
しかし、どんな記事を書かれても松井選手は気にならないと書いています。
松井選手はどういった考え方をしているのでしょうか?

「自分のコントロールできることと、できないことを分けている」と書かれています。
記者がどのように自分の野球成績を評価し、記事にするかは自分ではどうにもならない。
コントロールできないことに心労しても仕方がない。
自分ができるのは、最高のパフォーマンスを発揮できるようしっかり練習することだ。
私たちはともすれば、自分がコントロールできることをせずに、コントロールできないことにあれこれ悩み、操作しようとして疲れていきます。

「自分の心はコントロールできるが、他の人の心はコントロールできない」というのが心の法則です。
訓練によって、徐々に自分の心を“100%”コントロールできるようになってきます。
自分の心が変われば、他の人の気持ちも変わってきます。

松井選手のように、どんな場面でも平静心でいられるようになりたいものです。

 

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